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西海岸テイストの外観・内装をつくるポイント|和歌山で建てる爽やかな家

  • 8月31日
  • 読了時間: 13分

白い外壁に、海を思わせるブルーの玄関ドア。木目を生かしたカバードポーチや、明るく開放的なリビング。西海岸テイストの家には、見る人の気持ちまで明るくなるような、爽やかでリラックスした魅力があります。


西海岸テイストに仕上げるポイントは「白・ブルー・木目・ブラック」を基本に、タイルやアイアンなどの素材をバランスよく組み合わせるところにあります。


今回は、「和歌山で叶える、西海岸テイストの家」シリーズ第2回。西海岸テイストの外観・内装をつくるポイントや、流行に左右されにくいデザインのまとめ方を分かりやすくご紹介しますので、最後まで読んでくださいね。


1.西海岸テイストの家をつくる外観デザイン

西海岸テイストの家の外観をつくる基本は、「明るさ」「水平ライン」「自然素材の温かさ」です。

白や淡いブルーを基調に、木目や濃い色をアクセントとして加えると、爽やかでありながら落ち着きのある外観になります。


◎西海岸テイストのメインの外壁色は白

白い外壁は青空や庭の緑によく映え、住まい全体を明るく清潔に見せてくれます。玄関ドアや窓枠、照明などのアクセントも引き立てやすく、多くの色と組み合わせやすい点もメリットです。


例えば、玄関まわりや軒天、ポーチの柱などに木目を加えることで、自然な温かさが生まれます。


◎ブルーをアクセントとして取り入れる

海を連想させるブルーも、西海岸テイストを印象づける重要なカラーです。

外壁全体をブルーにする方法もありますが、初めて取り入れる場合は、玄関ドアや外壁の一部分に使うとまとめやすくなりますので。おすすめです。


◎淡いブルーは、優しく爽やかな雰囲気に。 ネイビーやブルーグレーは、落ち着きのある大人っぽい外観に仕上がります。

ブルーを使う場所を絞ることで、色同士がぶつからないため、長く愛着を持てるデザインになります。




◎ラップサイディング風の水平ライン

ラップサイディングとは、細長い板を一枚ずつ重ねて張ったように見せる外壁デザインです。

横方向のラインが強調されるため、住まいをゆったりと広く見せやすく、アメリカ西海岸の住宅を思わせる外観になります。


本物の木材だけでなく、窯業系や樹脂系など、木目や水平ラインを表現できる外壁材もあります。見た目だけで決めず、建築地の環境、耐久性、メンテナンス方法まで確認して選ぶことが大切です。



◎外と家の中を繋ぐカバードポーチ

カバードポーチとは、屋根に覆われた玄関前や建物前面のスペースです。

西海岸テイストらしい外観をつくるだけでなく、雨や強い日差しを避けながら屋外で過ごせるという実用性もあります。


ベンチを置いてコーヒーを飲んだり、子どもやペットと庭を眺めたり、雨の日に荷物を一時的に置いたり。カバードポーチがあることで、家の中と庭の間にもう一つの居場所が生まれます。


和歌山で採用する場合も好きなデザインに加えて、雨の吹き込み、日差しの方向、風の影響なども考えて、奥行きや屋根の形を計画するとベストです。




2.木目・タイル・アイアンを取り入れた内装

西海岸テイストの内装は、白をベースにしながら、木目・タイル・アイアンなど、質感の異なる素材を組み合わせるのが特徴です。

大切なのは、すべての場所を飾るのではなく、見せ場を決めることです。


◎リラックス出来る空間をつくる木目

床や天井、梁、造作家具などに木目を取り入れると、白を基調とした室内に温かさが加わります。

明るいオーク系の木目は、軽やかでナチュラルな印象に。濃いブラウンや少しヴィンテージ感のある木目は、落ち着いた雰囲気になります。


室内全体を爽やかに見せたい場合は、明るい木目を中心にするのがおすすめです。濃い色は家具やカウンターなどに限定すると、空間が重くなりすぎません。



◎タイルのデザインで海辺らしいアクセントを加える

タイルは、キッチン、洗面台、玄関などに取り入れやすい素材です。

ブルーやブルーグレーのタイルを使えば、海を感じる爽やかなアクセントになります。白いタイルにグレーの目地を組み合わせれば、清潔感がありながら、ほどよくカジュアルな印象をつくれます。


タイルは色だけでなく、形や光沢によっても雰囲気が変わります。光沢のあるタイルは明るく清潔な印象に、マットなタイルは落ち着きのある自然な雰囲気に仕上がります。


◎アイアンで空間を引き締める

白と木目を中心にした内装は、柔らかくナチュラルな印象になります。そこへ黒や濃いグレーのアイアンを少量加えると、空間全体が引き締まります。


例えば、次のような場所に取り入れられます。

・階段や吹き抜けの手すり

・棚のブラケット

・室内窓のフレーム

・照明器具

・家具の脚

・オープンハンガーのパイプ

など。


アイアンは存在感が強いため、使いすぎると無骨なインダストリアルテイストに近づきます。西海岸テイストらしい明るさを残すなら、細いラインで部分的に使うのがポイントです。




◎ヘリンボーンや板張りの壁を見せ場にする

ヘリンボーンとは、細長い木材をV字状に組み合わせるデザインです。壁の一部に取り入れるだけで、空間に動きと印象的な表情が生まれます。


テレビの背面、キッチンカウンター、玄関の正面など、家の中で一か所か二か所に絞ると、見せ場として効果的です。


ヘリンボーン以外ですと、木の板を横方向や縦方向に張ったアクセントウォールも、西海岸テイストと相性のよいデザインです。ですが、一つの部屋に複数のデザイン壁を採用すると、室内がにぎやかになりすぎることがありますので、十分検討されることをお勧めします。




3.照明・家具・インテリアの選び方

西海岸テイストの住まいでは、建物の外観や内装だけでなく、照明や家具まで含めて考えることが大切です。海を連想させる雑貨をたくさん飾る必要はなく、素材感と色をそろえるだけで、十分に西海岸らしい雰囲気を作る事が可能です。


◎照明は素材と光の色を意識する

西海岸テイストには、次のような照明がよく合います。

・黒やアンティーク調のペンダントライト

・ガラスシェードの照明

・マリンランプ風のブラケットライト

・木や麻などの自然素材を使った照明

・シンプルなシーリングファン

など。


照明器具のデザインだけでなく、光の色も空間の印象を左右します。


リビングやダイニングでは、少し温かみのある光を選ぶと、木目の表情が引き立ち、リラックスできる雰囲気になります。キッチンや洗面など作業をする場所では、手元の見やすさも考えて明るさを計画しましょう。



◎家具は高さと素材感を揃える

西海岸テイストの開放感を生かすなら、背の低い家具を中心にすると、視線が抜けて部屋が広く見えます。


例)

ソファ:

白やベージュ、ライトグレーなどの明るい色を選び、ブルーやネイビーのクッションをアクセントにすると、取り入れやすくなります。

テーブルや収納家具:

木目を使い、脚や取っ手に黒いアイアンを加えると、内装との統一感も生まれます。


家具を選ぶ際は、一つひとつのデザインよりも、部屋全体の色数と素材のバランスを見ることが重要です。


◎海を感じる雑貨は少量でOK!

サーフボード、貝殻、ロープ、海を描いたアートなどは、西海岸らしさが伝わりやすいアイテムです。

一方で、こうしたモチーフを増やしすぎると、住宅というより店舗やテーマルームのようになってしまう可能性があります。


海を直接表現する雑貨は、一部屋に一つか二つ程度でも十分西海岸テイストになりますので、併せて観葉植物、リネン、ラタンなどの自然素材を組み合わせると、飾りすぎなくてもリラックス感を演出できます。




4.西海岸テイストとサーファーズハウスの違い

西海岸テイストとサーファーズハウスは、どちらも海辺の明るさや開放感を大切にした住まいです。

白い外壁、木目を生かしたポーチ、ブルーを使ったアクセント、室内と庭のつながりなど、共通するデザインも多くあります。

両者に明確な境界があるわけではありませんが、重視するポイントには少し違いがあります。


《西海岸テイスト》

アメリカ西海岸を思わせる爽やかな雰囲気を、外観や内装、インテリアで幅広く表現するスタイルです。

《サーファーズハウス》

海辺のデザインに加えて、サーフィンや釣り、キャンプなどの趣味を日常の中で楽しめる動線や設備まで考えた住まいです。


◎サーファーズハウスのよさは、趣味と日常が自然につながること

サーファーズハウスの魅力は、見た目が海辺らしいことだけではありません。


海から帰った後、外部シャワーで砂や汚れを落とし、道具を土間収納へ片付け、そのまま洗面室や浴室へ移動する。このように、実際の行動に合わせて間取りをつくれることが大きな特徴です。室内に砂や水分を持ち込みにくくなり、道具の準備や片付けもスムーズになります。


また、ボードやウェットスーツを見せる収納にしたり、カバードポーチで道具の手入れをしたりすることで、好きなものに囲まれた自分らしい住まいをつくれます。


◎サーフィンをしない人にも楽しめる

「サーファーズハウス」という名前ではありますが、機能面を活かす事で、次のような趣味や暮らしにも、その考え方を生かせます。


・釣り道具を洗って収納したい

・キャンプ用品を車へ積み込みやすくしたい

・自転車やバイクを室内に近い場所で手入れしたい

・アウトドア用品を土間やガレージに収納したい

・ペットとの散歩後に玄関前で足を洗いたい

など


「外で楽しむ」「家へ戻る」「道具を洗う」「片付ける」という一連の流れを考えるため、アウトドアが好きなご家族にとって暮らしやすい住まいになります。




つまり、西海岸テイストとサーファーズハウスは、「デザインの雰囲気を中心に楽しみたい」のか、「趣味の動線や設備まで積極的に住まいへ取り入れたい」のか、という具合で「家づくりの目的」に違いがあります。そのため、自分たちに合った家づくりの目的や方向性を基準に考えると、どちらが合っているのかが見えてくるようになります。


西海岸らしい爽やかなデザインに、家族の趣味や休日の過ごし方を重ねていく。そうすることで、見た目だけではない、自分たちらしい住まいになります。




5.流行に左右されにくいデザインにする方法

西海岸テイストの家を長く楽しむために大切なのは、自分たちが心地よいと感じるデザインや設備を、暮らしに合った形で取り入れることです。


◎「どんな家にしたいか」より「どう過ごしたいか」を考える

家づくりでは、好きな施工事例やインテリア写真を集めることから始める方も多いでしょう。写真を集めることは、好みを見つけるうえで役立ちます。しかし、見た目だけを基準にすると、家族の生活に合わないデザインを選んでしまうことがあります。


そこで、デザインを決める前に、新しい家で過ごしたい時間を具体的に考えてみましょう。

・休日の朝は、ポーチでゆっくりコーヒーを飲みたい

・庭とリビングを行き来しながら、子どもやペットと過ごしたい

・釣りやキャンプの道具を、準備しやすい場所に置きたい

・家族や友人が自然に集まれるLDKにしたい

・車やバイクの手入れを、自宅で楽しみたい

など


こうした過ごし方が明確になると、必要なポーチの広さ、窓の位置、収納、動線なども見えてきます。

「西海岸テイストに見えるか」だけでなく、「自分たちの暮らしに合っているか」を判断できるため、流行が変わっても住まいへの満足感が残ります。




◎新築時の美しさだけでなく、年月による変化も楽しむ

住宅は、完成した日が一番新しい状態です。その後は、家族の暮らしとともに少しずつ表情が変わっていきます。木材は年月とともに色が深まり、床や家具には生活の跡が刻まれます。金属やタイルも、素材によって手入れの方法や経年変化が異なります。


西海岸テイストは、こうした素材の変化を味わいとして楽しみやすいデザインです。自然素材を屋外で使用する場合、木材や金属は建築地の環境によって必要な手入れが変わります。素材を選ぶときは、見た目だけでなく、次の点も確認しておきましょう。


・時間が経つと、色や質感がどう変わるか

・掃除や手入れに、どの程度の手間がかかるか

・傷や汚れが付いたときに補修できるか

・将来、部分的な交換や塗り替えができるか

・海に近い場合、潮風の影響を受けやすくないか

など


経年変化を理解して選んだ素材は、古くなったのではなく「家族と一緒に育った」と感じられるものになります。



◎小さなサンプルだけで決めず、空間全体で確認する

外壁、床、壁紙、タイルなどは、小さなサンプルで見たときと、広い面に施工したときで印象が変わります。同じ色でも、自然光や照明、周囲の素材によって明るさや見え方が異なります。


可能であれば、素材サンプルを並べ、昼の自然光と夜の照明の両方で確認しましょう。外壁は屋外、床やタイルは実際に使用する部屋に近い環境で見ると、完成後のイメージをつかみやすくなります。一つひとつの素材が好みに合っていても、組み合わせると雰囲気が変わることがあります。


外観と内装を別々に考えるのではなく、玄関からLDK、庭やポーチまで、家全体を一つの流れとして確認することが大切です。


家族が大切にしたい時間を軸に、年月による変化や将来の暮らしまで考えた家は、時代が変わっても、自分たちらしい住まいとして残り続けます。




《西海岸テイストについてよくある質問》

Q:西海岸テイストは流行遅れになりませんか?

A:白や木目などのベーシックな素材を中心にすれば、流行に左右されにくいデザインにできます。

海を連想させる装飾を固定せず、家具や小物で取り入れることもポイントです。将来好みが変わった場合も、インテリアを交換することで雰囲気を調整できます。


Q:ブルーを使わなくても西海岸テイストになりますか?

A:ブルーは必須ではありません。白、木目、自然光、開放的な間取りなどを組み合わせるだけでも、西海岸らしいリラックス感を表現できます。ブルーの代わりにグレーやグリーンをアクセントにする方法もあります。


Q:和歌山で西海岸テイストの家を建てる際の注意点は?

A:建築地の日当たりや風向き、海からの距離などを確認し、外壁や金物、屋外設備を選ぶ必要があります。特にカバードポーチや大きな窓を取り入れる場合は、見た目だけでなく、夏の日差し、雨、台風時の風なども考えた設計が重要です。




まとめ|素材と色を絞ることが、おしゃれに見せる近道

西海岸テイストの外観・内装をまとめるポイントは、白をベースに、ブルーと木目をバランスよく組み合わせ、タイルやアイアンをアクセントとして取り入れることが基本です。


《外観》 ラップサイディング風の水平ラインやカバードポーチを採用すると、西海岸らしいゆったりとした雰囲気を表現できます。

《室内》

木目を使って温かさをつくり、ブルーのタイルや細いアイアンで空間を引き締めます。ヘリンボーンや板張りの壁は、場所を絞って取り入れると効果的です。


◎最も大切なのは、見た目だけでなく自分たちの暮らしに合っていること

好きな趣味、休日の過ごし方、必要な収納や生活動線まで考えることで、家族にとって心地よい西海岸テイストの家になります。


次回は、「海・釣り・アウトドアを楽しむ家」をテーマに、和歌山の暮らしと相性のよい間取りをご紹介します。土間収納、ガレージ、外部シャワー、ウッドデッキなど、趣味を日常の中で楽しむための具体的なアイデアを分かりやすくお伝えします。



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