和歌山県田辺市にある、熊野古道・たかはらの麓のゲストハウスとして建築しました。
屋内から大きな窓を眺めると、自然豊かな「たかはらの森」が枠いっぱいに広がり、眼下には清流の富田川流れ、四季折々の美しい景色を見ることが出来るのが特徴です。
森の中の巣箱をイメージした設計とデザインにより、簡素で無駄ないプランニングが居室での居心地の良さを引き出しています。
木材は、地元和歌山の紀州材を採り入れ、室内壁はひのき(桧・檜)の羽目板を、床のフローリングと1階天井には杉板を採用しました。地元の素材から感じる居心地の良さを引き出しています。